スピードラーニングスタイル
今回の登場人物
筆者(以下私)・・・スト担、色んな界隈を巡ってきた限界オタク
弟・・・ガチゲーマー、早寝早起き、週1ペースで夜9時に就寝して深夜3時に起きゲームをするという健康なんだかそうじゃないのかよく分からん生活を送る、休日はずっと座っている、アイドルに興味はない
テレビ・・・自宅のリビングにあるやつ、私はよくこいつを使ってYouTubeを観る、今回のキーパーソン
先日のこと。
私はリビングのテレビにYouTubeを繋いでSixTONESの動画を見ていました。スマホで観るよりやっぱり大きい画面はいいよね〜と流れてきたのは、みんな大好きTelephoneのライブ映像。サビの部分ではつい、てれふぉんてれふぉん、と口ずさんでしまいます。
すると私の声に重なって、てれふぉんてれふぉん、と呟く声が。
ん?
ん?
家族の中でこの曲を知っているのは私だけのはず...
誰?
ん?
見るとあのガチゲーマーの弟くんではありませんか?!
私は恐る恐る聞いてみました。
「え...なんで...知ってるの...?」
弟「覚えてたから」
その後も「夜の終わりには Make you...」などと口ずさみ続ける弟。
覚えてたあ?
詳しく聞くと、私が何度もテレビを使ってSixTONESの曲を流しているから、ついに歌詞まで覚えてしまったとのこと。
弟「相当流してるよね?そりゃ覚える」
弟の思わぬ観察眼に腰が抜けた。
「覚えてた」とは...
ゲームが全ての君が、アイドルを知らないと言っても過言じゃない君が、SixTONESの曲を「覚えてた」...
しかも、デビュー曲のImitation Rainや、少し前によくテレビで流れていた、僕が僕じゃないみたいだ、ならまだしも、カップリング曲のTelephone だと...?
緊急招集。
テレビの前に彼を座らせ、いくつかのSixTONESの動画を観せました。案の定、イミレや僕僕の歌詞までもすっかり覚え、口ずさめるほどに。
これはもうスピードラーニングやないか。聞くだけで喋れるようになるスピードラーニングと一緒なのよ。
そして更なる発言
「NAVIGATORいいよね、あの曲好き」
まっじっかっ!
あ、確かに富豪刑事観てたね。
お姉さん大興奮。
緊急脳内会議。
これは我が弟、SixTONESにハマるのではないか?沼に落とせるのではないか?
あっでも、今まで私がハマってきた界隈とか曲をおすすめしてきたけど、毎回失敗してるんだよなー。また同じようになるかもしれない...
いやいや!今回は違う!曲を覚えている=少しでも曲の良さに気づいている(かなりのこじつけ)ということじゃない?今回は頑張ればいけるんじゃない?!ファンに男女は関係ないけど貴重な男スト担。ぜひ自軍に入れたい!
本当はその場で動画を観せて、私が隣から熱く語ってもよかったんだろうけれど、ここは戦略的にいきます。オタク特有のあの早口で紹介を始めたら、きっとドン引きされること間違いなし。せっかくの若い芽を摘むことになってしまう。
ということで、初見に優しそうなSixTONESの動画をいくつかピックアップし、時間あるときに観てね、のスタンスで、紹介文とともに彼のLINEに送りつけました。しかも警戒心を持たれないよう、SixTONES以外の動画も混ぜ、おすすめの動画あるよーっていう軽いノリで。
そんな紹介文の一部がこちら。
長い。
LINEって長文を送ると、こんなことになるんですね。「すべて見る」って表示を初めて見ました。
そして返信。
ですよね。
やらかした。思いが強いが故にやりすぎた。軽いノリなんかじゃねえ。重い。メンヘラのやり口。
これ絶対引かれたわ。
と思ったのですが、意外にも好感触。少しずつでも動画を観てくれているみたいです。
先日は一生のお願いだから聞いて!と頼みこみ、YouTubeに載っていないアルバム曲を聞かせたり、バカレア期から今に至るまでのSixTONESの歴史や各メンバーについて語ったりして、約2時間半、話に付き合ってもらいました。すまんな。
しかしまだ決定打がなくて、沼ってないんですよね、ここまで来たのになぜ?ガチゲーマー強い。まじですとんずさんゲーム実況してくれないかな。
まあちょっとでも関わってくれたら、team SixTONESだって SixTONESの皆さん言ってたから、動画観てくれているだけでも嬉しいんですけどね。でもやっぱり身内を沼らせたい。
きょうだいの攻防はまだまだ続きそうです。